フリーランスの働き方

会社員とフリーランスの違いは?メリット・デメリットを徹底比較します

こんにちは。「いが」と申します。

当サイトにお越しいただき、ありがとうございます!

私はこんな人間です

・30代フリーランス女性(会社員が合わなくて独立)
・独身(結婚願望なし)
・SNS運用代行やライターとして活動中
・月収10~15万円をさまようギリギリの生活
・1年後の目標は「月収50万円の達成」

「会社員が合わない」
「結婚も興味が持てない」
「でも、どうやって生きていけばいいの?」

当サイトでは、このような悩みを持つ30代女性に向けて、私がWebマーケティングを学んで、月収50万円達成に挑戦する過程を発信中。独立して稼いでいくためのスキルやマインドについて学べます!

本記事では、「会社員とフリーランスの違い」について紹介。会社員もフリーランスも両方経験した私の体験談も交えてお届けします。

「会社員が合わなくて辞めたいけど、独立するってどんな感じ?」と気になっている方はぜひご覧ください!

収入

会社員

メリット

会社員は、毎月決まった給料がもらえるため、安定している点が特徴。

働いた「時間」に対して給料をもらうので、自分の時間を切り売りした分、お金をもらえるという考え方になります。

デメリット

会社に採用されれば月30万円など、まとまったお金が手に入りますが、どれだけ頑張っても、給与アップができるかは会社の判断によります。

自分の頑張りが給料に反映されにくく、もともと決まっていた給与額から昇給していくのが難しくなっています。

フリーランス

メリット

フリーランスは逆に、「良い仕事」をすればするほど「報酬」「次の仕事のチャンス」など様々な形で対価が返ってきやすい世界です。

初期は低単価案件から始まることが多いですが、どれだけ報酬が低くても、目の前のクライアントを喜ばせるためにいただいたお金以上の働きをすることが重要です。

この「価値を先に与える」考え方のもと、クライアントの期待を超える仕事をすると、良い評判が広まって、次の仕事が舞い込みます。

この連鎖が起こると、会社員の給料よりも稼ぐことが可能になります!

デメリット

お仕事の量や単価によって、収入が大きく変動する場合があります。

特に活動初期は、信頼や実績が積みあがっていないため、仕事量が少なかったり、低単価だったりして、5~10万円稼ぐのもひと苦労、という時期も。

「働いた時間でお金がもらえる」という会社員の考え方から脱却して、「与えた価値に報酬が払われる」というフリーランスの考え方にいかに早く頭を切り替えられるかが重要です。

ちなみに、私がこれまで、なかなか稼げずにいたのは、この考え方を理解できていなかったことが要因の一つです。皆さんには、自戒も込めてお伝えしています…!

■会社員
・収入は安定している
・働いた「時間」に給料が払われる

■フリーランス
・収入は不安定な場合も。うまくいけば会社員よりも稼げる
・自分が与えた「価値」に報酬が払われる

会社との関係・仕事の安定性

会社員

メリット

会社員は企業と直接、雇用契約を結ぶため、会社が倒産などしない限りは、安定してお仕事を得られます。

デメリット

雇用契約を結んだ人は「労働者」となり、会社の命令や指示に従う必要があります。

なお、倒産やリストラのリスクはゼロではありません。

フリーランス

メリット

フリーランスは、企業とは雇用契約ではなく、プロジェクトごとに業務委託契約を結びます。

業務委託契約は、独立した事業者同士の対等な契約です。

そのため、フリーランスは基本、クライアントに従属する必要はなく、自分の裁量で依頼された仕事に取り組むというスタンスです。

デメリット

フリーランスの案件の獲得や継続はすべて自分次第。

クライアントに「役に立つ!」と思われれば継続しますし、「使えない」「他の人の方が良い」と思われれば切られる、という実力主義な世界です。

状況によっては収入が不安定になることもあります。

お仕事を安定して獲得し、稼ぎ続けていくには、価値の高い仕事をできるようになることが大切。

特に、「需要はあるのに、できる人が少ない」仕事ができれば、他のフリーランスとの競争に巻き込まれにくく、選ばれやすくなります。

■会社員
・会社の命令や指示に従う必要がある
・安定してお仕事を得られる

■フリーランス
・企業とは対等な関係
・お仕事を得られるかは実力次第

スキルアップ

会社員

メリット

・社内研修や教育制度がある
・会社が資格取得を補助してくれることも
・研修費は基本、会社持ち

など、スキルアップをサポートしてくれる環境が整っている場合があります。「給料をもらいながら学べる」点が特長です。

デメリット

・自社の業務に必要な知識しか学べない
・業務内容が固定されてしまっている

など、スキルの幅を広げにくい環境でもあります。

スキルアップできても、その社内でしか通用しないスキルの場合、転職する際に苦労することも。

スキルアップの実績が、必ずしも昇給に影響するとも限らないという面もあります。

フリーランス

メリット

フリーランスは、興味のあるスキルを自由に学べて、自分のスキルセットを無限に増やすことが可能です。学んだスキルで即、案件獲得していくこともできます。

また、スキルを学ぶだけでなく、新たなお仕事を受注すること自体もスキルアップに繋がります。

「今後、こういう仕事を獲得していきたい。そのための実績が欲しい」など、新しいお仕事にチャレンジしていきたいフェーズの場合、

「低単価でも案件を受注して、成果を出す」ことを繰り返してスキルアップしていけば、その実績が信頼となり、高単価案件に繋げていくことができます。

デメリット

フリーランスにとってのスキルアップは収入への影響が大きく、とても重要ですが、

・学習方法は自分で調べて見つけなければならない
・スキルアップの費用は自腹
・スキルアップしている時間に報酬は発生しない
・学ぶ習慣を自分でつくる必要がある

という「自己責任」な面が非常に大きいです。

「活躍し続けるために、常に学び続ける必要がある」と理解して、スキルアップのための時間や費用をどれだけ意識的に捻出できるかがカギです。

■会社員
・給料をもらいながら、無料で学べる
・スキルの幅を広げにくい

■フリーランス
・スキルアップ費用は自腹。学習中に報酬は発生しない
・自分次第でスキルを無限に獲得できる

働き方・休み方

会社員

メリット

会社員は基本的に「決まった時間・場所で働く」ため、

・休日が確保されていて、休みが取りやすい
・有給休暇が取得できる(休みながら給料をもらえる)
・働く場所や備品を用意してもらえる

など、働く環境が既に整えられている点がメリットです。

デメリット

「決まった時間・場所で働く」ということは、自分の自由が制限されるという面もあります。

・決められた時間に出勤する
・リモートワークでも勤務時間やルールは会社の方針に従う
・通勤が必要な場合が多い(満員電車に乗らねばならないことも)
・有給休暇は好きな時に取得できるとは限らない

また、副業を禁止している会社もあり、会社の給料以上に収入アップを目指すのは難しい場合も。

フリーランス

メリット

・働く時間
・働く場所
・仕事内容
・休日

など、あらゆる面でとにかく自由なのがフリーランスの醍醐味です。

私がフリーランスを選んだ一番の理由はここにあります。

早朝でも深夜でも、自宅でもカフェでも旅行先でも、クライアントに迷惑さえかけなければ、好きな時間・場所で働けます。

また、「どんな仕事をするか」「いつ休みを取るか」も自分で選べます。

デメリット

自由な反面、自己管理が必要になります。

・休んだら休んだ分だけ、収入がなくなる
・予定を詰め込みすぎると休みがなくなる

など、自分で働き方をうまく管理しないと自分のお金や休日を維持するのが難しくなってしまいます。

ちなみに、スケジュールはクライアントの都合に合わせることもあるため、「完全に自由」というわけではありません。

■会社員
・自由が制限される
・給料や休日が確保される

■フリーランス
・とにかく自由
・自己管理しないと、報酬や休日がなくなる

福利厚生・社会保障

会社員

メリット

・社会保険に加入できる(健康保険と厚生年金は、会社が半額負担)
・税金の手続きを会社に任せられる
・退職金やボーナスがある
・有給休暇や育休が取れる

など、生活を守ってもらえるのが会社員の強いところ。特に金銭面の負担が軽いという特徴があります。

デメリット

社会保険や税金の手続きを会社に任せているため、「節税対策をして手取り額を増やす」といったコントロールはしにくくなります。

フリーランス

メリット

会社員は「給料が上がると税金も増える」仕組みから逃れられませんが、

フリーランスは経費を使って所得(収入から経費を引いた額。所得税がかかる)を減らす調整が可能。

自分で節税の工夫をすることができます。

デメリット

フリーランスは守ってくれる会社がありません。そのため、

・社会保険(国民健康保険・国民年金)は自分で加入&自腹
・確定申告が必要
・退職金、ボーナス、有給なし(働かないと報酬が入らない)

など、「すべて自己管理していく」という覚悟が要ります…!

自分で貯金や投資などをして、将来のお金を備えておく必要があります。

■会社員
・保障が充実。手続きも会社に任せられる
・自分で節税できない

■フリーランス
・保障なし。将来必要なお金は自分で備える必要あり
・節税の工夫ができる

人間関係

会社員

メリット

困ったことがあった際、職場の同僚や上司に相談できる点が特にメリット。組織に所属している安心感もあります。

デメリット

・上司や同僚が合わない人だと、ストレスフルで地獄
・上司の指示に従う必要がある
・いじめなど、人間関係のトラブルが起きることも
・社内イベントや飲み会に参加しなければならない時も

会社には多くの人が集まっている反面、同僚や上司との人間関係が良くないと居心地は最悪に…。

私は特に、「早く帰るヤツは不誠実」という謎の空気感がとにかく苦手でしたね。上司や同僚が残業している中で帰ろうとすると、「お前、帰るの?」という圧を感じて結局、終電時間まで付き合ったことも。

フリーランス

メリット

・一緒に仕事したい人を選べる
・上下関係なし
・人間関係のしがらみもなし
・イベントの強制参加もなし

など、組織に縛られない分、人間関係のストレスは少なくできます。

デメリット

・仕事は基本的に一人。孤独を感じることも
・わからないことがあった時、相談相手がいない
・人との繋がりは自分でつくる必要がある

など、周囲に人がいないがゆえのデメリットも。

私もクライアントとの打ち合わせがない週だと、スーパーの店員さんとの「袋、要りますか?」「要りません」の会話しかしなかった時があります笑。

困った時に助け合えるよう、フリーランス同士の繋がりをつくっておけると安心です。

■会社員
・困った時に相談できる環境
・人間関係のしがらみや上下関係があると地獄

■フリーランス
・相談できる相手がいなくて孤独
・人間関係のしがらみや上下関係は少ない

安定と自由。選ばずに後悔するのはどっち?

ここまで会社員とフリーランスを様々な面で比較してきましたが、

「会社員は安定を得ている代わりに、自由を失っている」
「フリーランスは自由を得ている代わりに、安定を失っている」

という大きな違いがあります。

この世界には、「何かを得るには、何かを差し出さなければならない」という「等価交換の原則」があるため、

「安定」も「自由」も両方欲しい!というのは残念ながらちょっと難しいんですよね。

どちらかを選んで生きていく必要があります。

それでも、私と同じように「会社員が合わない」と思っているあなたは、「会社の中の不自由な面が嫌」と思っているのではないでしょうか。

・上司の言うことは絶対
・通勤しないといけない
・残業しないといけない職場の圧
・飲み会に強制参加させられる

などなど。

もちろん、生活していくにはお金が必要で、安定した給料や社会保障があるのはとても魅力的なこと。

でも、それと引き換えに自由を失っている人生を送って、あなたはこの人生を終える時に後悔しないでしょうか。

選択は人それぞれで、「全員、フリーランスになれ!」とは言いませんが、

・お金はあるけど、不自由な生活
・安定しない面もあるけど、やりたいことに自由にチャレンジできる生活

あと30年、この命を使うとしたら、どっちにワクワクしますか?

もしご自身の今後の働き方に迷っていたら、今回紹介した2つの働き方の違いと合わせて、こんな考え方も参考にしていただけたらと思います。