Webマーケティング

Webマーケティングって何?身の回りにある超身近な事例3つを紹介

こんにちは。「いが」と申します。

当サイトにお越しいただき、ありがとうございます!

私はこんな人間です

・30代フリーランス女性(会社員が合わなくて独立)
・独身(結婚願望なし)
・SNS運用代行やライターとして活動中
・月収10~15万円をさまようギリギリの生活
・1年後の目標は「月収50万円の達成」

「会社員が合わない」
「結婚も興味が持てない」
「でも、どうやって生きていけばいいの?」

当サイトでは、このような悩みを持つ30代女性に向けて、私がWebマーケティングを学んで、月収50万円達成に挑戦する過程を発信中。独立して稼いでいくためのスキルについて学べます!

今回は、「そもそもWebマーケティングって何?」と疑問に思っている方に向けて、Webマーケティングの身近な事例を3つ紹介。

「Webマーケティング」と聞くと、なんだか難しそう…と思うかも知れませんが、私たちの日常にめちゃくちゃ溶け込みまくっています。

本記事をお読みいただくと、「ああ!あれはWebマーケティングの手法だったのか!」と理解できるようになり、「Webマーケティングとは何か」が消費者目線でわかります。

Googleなどのネット検索

検索結果は仁義なき上位表示バトル

なにか調べものをする時、欲しいものがある時、Googleなどの検索エンジンでネット検索しますよね。

その検索エンジンで表示される情報は、Webマーケティングの仕掛けだらけです。

まず、自分でネット検索をする人というのは、「あの国に旅行に行きたい」「あのブランドの服が欲しい」などと、欲求が高まっている人たちです。

人は基本、面倒くさがりでなかなか行動しませんが、「これがしたい!」「欲しい!」と本気度の高い人たちは自分から行動します。

そこで企業は、特に欲求の高まった人たちに向けて自社の商品・サービスを発信する際、Webサイトやブログなど検索エンジンで見つけてもらえるページを発信しようとします。

検索結果が表示された時、人は上から順番に情報を見ていくので、自社の情報がより上位に表示されるよう、各社が競い合っています。

Googleで例を挙げると、

①広告のエリア
②広告以外の記事のエリア
③広告のエリア

検索結果はこのような並びになります。

①と③の広告枠は数に限りがありますが、広告を出すのなら、できるだけ上位(それも、できれば①のエリア)に表示させて、ユーザーの目に留まりたいと思うもの。

そこで、掲載を希望する企業が多い場合はより多くの金額を払った企業がこの枠を勝ち取れる「オークション方式」となります。

普段、何気なく見ている広告枠は、企業が競い合って、費用をかけた先に、やっと私たちの目に触れているものなんです。

また、②の「広告以外の記事のエリア」でも上位表示バトルが繰り広げられています。

②のエリアで上位表示されるには、Googleに「良い記事だ!」と評価される記事を作ることが重要です。

具体的には次のような指標があります。

・情報量の多さ
・わかりやすさ
・専門性のある人が書いているか

②のエリアでの上位表示は、広告ではないのでお金はかかりませんが、Googleに評価される記事を作るための手間がかかっています。

このように、Googleなどの検索結果では、「既に欲求が高まっている人にいかに見つけてもらえるか」というバトルが繰り広げられているんです…!

Googleマップ情報も実は作戦

飲食店など、店舗を探す時はGoogleマップの店舗情報を見る人も結構いるのではないでしょうか。

実は、このGoogleマップの情報を整えておくのもWebマーケティングの一つ。

もしあなたが気になるラーメン屋があったとして、そのお店のGoogleマップの情報が、

「営業時間が不明」
「お店の雰囲気がわからない」
「他のお客さんの口コミが見たいのに、書いていない」

という状況だとしたら、足を運ぶでしょうか。きっと、「気になるけど、今はいいかな」と思ってしまいますよね。

そのようなもったいないことを防ぐため、次のような対策をして、お客さんを逃さないようにしています。

・お客さんが欲しい情報をそろえる(住所、営業時間、価格帯など)
・お店の雰囲気がわかるキレイな写真を載せる
・良い口コミを書いてもらう

あなたがGoogleの検索結果やGoogleマップのアプリで見つけた高評価のお店は、このような対策をしっかりしているのではないかと思います。

SNS

知らず知らずに「欲しい!」気持ちを高められている

  • YouTube
  • TikTok
  • Instagram
  • X(旧Twitter)

今や、すっかり私たちの日常に溶け込んだSNS。

あなたも上に挙げたものの内、最低一つは日常的にチェックするものがあるのではないでしょうか。

こうしたSNSでも多くの企業が、Webマーケティング戦略を展開しています。

私たちがSNSを見るのは、特定のアカウントが発信する情報に興味があるからです。

コスメが好きな人はYouTubeで新作コスメのレビュー動画を見るでしょうし、

料理に興味がある人はInstagramでレシピを紹介するアカウントを見るでしょう。

このように、SNSは興味関心を軸にユーザーが集まってくる場所。

しかし、SNSユーザーたちはGoogleで検索して、自分で情報を探している人たちほど「これが欲しい!」「これをしたい!」という本気度があまり高くありません。

実際、SNSを見る時って、ソファに寝っ転がりながら、通勤電車に乗りながらなど、ぼーっと暇つぶしをしているシーンが多いと思います。

そこで、SNSは主に、「興味はあるけど、今は購入する気はない」人たちにアプローチし、「欲しい!」という気持ちを高めてもらう場所として企業に活用されています。

例えば…

・オンラインスクールの受講生の変化に密着したYouTube動画
・キッチンアイテムの意外な使い方を発信するInstagramのリール
・サロンでのマッサージの様子を伝えるTikTokの動画

こうした投稿の裏側では、「見ている人の気持ちをどう動かして興味を持ってもらうのか」が緻密に計画されています。

動画に出演している人が「朗報です!」と喜んだり、「もうムリ…」と落ち込んだり、感情を表現しているのも作戦の一つ。

テロップの文字色やBGM、効果音が変わることさえ戦略の一つ。

こうして心が動いたユーザーがファンになると、やっと商品・サービスのご案内ができるようになっていくのです。

SNSでよく見る商品は広告も見てしまう

Googleだけでなく、SNSにも広告が出てきます。

YouTube動画の途中、Instagramストーリーズの途中など、投稿の合間によく差し込まれてきますよね。

この広告を出すことも、Webマーケティングの一環です。

お金を払えば、自社の商品・サービスに興味を持ちそうな人に見てもらえるので、多くの企業が取り組んでいます。

ただ…ユーザーの本音は、

「広告なんか見たくない」
「私は見たい動画があって、SNSを見に来ているんだ!」

ですよね。知らない、興味がない広告は容赦なくスキップです笑。

こういった広告を見てもらえない状況も、1個前の章で書いたような、SNSでのユーザーとの関係づくりができていくと一変します。

「知ってる」
「いつも見てる」
「興味がある」

こんな風に思ってもらえたら、広告をクリックしてくれる人は増えるんです。

このようにSNS投稿と広告を併用し、ユーザーを囲い込んでいくという作戦も取られています。

LINE

あなたのLINEの使用頻度はどのくらいですか?

ほぼ毎日のように使っているのではないでしょうか。

この使用頻度の高さを利用して、LINEも、企業や店舗のWebマーケティング手法としてものすごく活用されています。

LINEの良いところは、

・多くの日本人の日常に溶け込んでいて、見てもらいやすい
・発信されたらユーザーに必ず通知が届く
・1対1のやり取りができる

つまり、発信した情報がユーザーに届きやすく、信頼関係もつくりやすい場所なんです。

企業などの公式LINEではよく、次のような無料プレゼントが配信されます。

  • PDF資料
  • 動画講座
  • マガジン

中身を見ると、本来はお金を払って受け取るような高クオリティなものであることが多いです。

このプレゼントの質がユーザーの期待以上だった場合、受け取ったユーザーは単に「得したな~!」という気持ちを通り越して、有料級のプレゼントをくれたことに感動します。

この感動によりユーザーはその企業を信頼し、ファンになり、商品・サービスをご案内した際には購入に繋がる…という流れなのです。

「本当はお金を払ってほしいような内容なのに、無料で出しちゃうなんて、もったいなくない?」と思うかも知れませんね。

しかし、世の中には会社や商品・サービスを信頼してもらうために有料級のものを無料で提供することは実はよくあります。

例えば、化粧品のサンプル配布や、ITサービスの無料会員など。

無料で試してみて、「この商品は素晴らしい!」と信頼・安心した後に購入した…という経験はあなたにもあるのではないでしょうか。

LINEを活用したWebマーケティングでは、しばしばこのような手法で商品購入につなげています。

ちなみに、LINEはSNSとセットで運用されている場合が多いです。

①SNSで「興味はあるけど、今は購入する気はない」人の興味をかきたてる
②LINEに登録してもらう
③ユーザーが喜ぶ価値提供をして、信頼獲得する
④購入

買う気はなかった人の「欲しい!」という気持ちをどんどん高めて、商品・サービスの提案につなげる…という一連の流れが、消費者には見えないところで戦略的につくられています。

自分の意志ではなく、誰かに導かれて買っている

私たちが普段、何気なく見ているGoogle、SNS、LINEなどの裏側には、Webを通じて消費者に商品・サービスを届ける仕組みがたくさん作られています。

マーケティングの世界では、「たまたま売れる」ということはなく、売れるまでの工程はすべて戦略。

自分の意志で買ったように見えて、それは実は、誰かの戦略に導かれて購入している可能性大なのです。

このようにWebで情報を発信し、商品を売るまでのあらゆる仕組みをつくるのがWebマーケティング。(厳密には、商品を作るところから始まっています)

消費者視点で見ることで、「ああ!あのことだったのか!」という感じで腑に落ちていただけていたら嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!