こんにちは!
フリーランスでWebマーケティングの仕事をしている「いが」です。
当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。
あなたには、こんなお悩みありませんか?
・新しいことを始めた時、最初は頑張れるのに、だんだんやる気がなくなる
・続けられない自分に自己嫌悪してしまう
・「自分にはこれは向いていなかった」と諦めてしまう
仕事でも勉強でも趣味でも、自分がやりたくて始めたはずの物事を続けられない。こんな状況に陥ると、「自分はダメだ」「どうせ自分は三日坊主」と自己卑下してしまう人も。
でも実は、この「継続できない」原因は自分の性格ではなく、人間の身体の仕組みにあります。あなたは自分を責める必要はなく、続けられない原因を理解して、対処法に取り組んでいけばOKなのです。
そこで本記事では、「何をやっても続かない原因と対処法」について紹介。
・新しいことを始めても、挫折せずに続けられる
・物事を継続できる自分に、自信を持てるようになる
続けられないのは人間の本能のせい
何をやっても続かない…その原因は「ホメオスタシス」という身体の仕組みにあります。どんな仕組みなのか、詳しく見ていきましょう。
人間の生存に欠かせない機能「ホメオスタシス」
ホメオスタシスとは、身体を一定の状態に保つことで生命を維持しようとする人間の生存本能です。
例えば、次に挙げる身体の機能はホメオスタシスのおかげです。
・暑い日も寒い日も1年中、一定の体温を保っている
・風邪をひいても時間とともに治っていく
・食事をして血糖値が上がると、血糖値を下げるホルモンが分泌される
ホメオスタシスは、人間が生きていくためには欠かせない機能。
なのですが…
現状維持の性質が、全力で変化を阻止してくる
一方、ホメオスタシスは「何をやっても続かない」状況もつくってしまいます。
なぜなら、ホメオスタシスは一定の状態を保つ=現状維持をしようとする仕組み。つまり、変化を嫌うのです。
はい笑。確かに、新しいチャレンジの多くは、取り組んでも死ぬわけじゃありません。
でも、この現状維持の法則はとても強力。ちょっとでも新しいなにかを始めると、それを「変化が来た!!!」と敏感に捉えて、生き延びるために全力でやめさせようとしてきます。
例えばこんな風に…。
==3日後==
==1週間後==
==3週間後==
こんな風に、なにか新しいことを始めようとすると、
最初はやりたい気持ちがあるのに…
↓
だんだんとやる気がなくなってくる
↓
続けられない自分を自己嫌悪する
↓
「本当はやりたくないのかも知れない」という気持ちが湧く
↓
何も変わらない状態を維持する
といったように、ホメオスタシスは新たな習慣を阻止しようとしてきます。
もちろん、実際はホメオスタシスとこんな会話があるわけではありません笑。変化に直面すると、脳が自然と現状維持を選ぼうとしているだけです。その結果、「何をやっても続かない」状態がつくられてしまいます。
あなたが何をやっても続かないのは、「意思が弱いダメ人間だから」ではなく、単に「人間の身体がそういう風にできているから」なのです。
物事を続けられる自分に進化する方法
いいえ!変化は起こせます。実は、この変化もまた、ホメオスタシスがカギになってくるんです。
ホメオスタシスの性質を逆手に取る
ホメオスタシスは現状維持の法則。「ダラダラ過ごす自分」が通常なら、「ダラダラ過ごす自分」が維持されます。
であれば!
「新しいことにチャレンジする自分」を普通にしてしまえば、「新しいことにチャレンジする自分」が維持されます。その先に、仕事や勉強や趣味など様々な挑戦を通して、今よりもレベルアップした自分を実現できるんです。
一度、習慣化さえしてしまえば、チャレンジを阻む敵のように思えたホメオスタシスは味方に変わります。新しいことに取り組むのが普通・当たり前の状態になり、やる気を出そうと努力しなくても、自然と取り組めるようになります。
むしろ、歯磨きレベルで日常の一部と化して、なにかに挑戦していないと気持ち悪いと感じるほどになるでしょう。
8時間稼働→15時間稼働を日常に変えた私の取り組み
では、ホメオスタシスを味方につけるための「習慣化」はどのようにすればいいのか。ここでは、私の実体験を紹介します。
私は現在、フリーランスとして活動して9年目になりますが、8年目までは活動の様子はこんな感じでした。
・1日の活動時間は8時間程度
・仕事は一般的な会社員程度の時間に収めたい
・残りの時間はアニメ・漫画・YouTube鑑賞など、自分の趣味にたっぷり使いたい
しかし、「スキルアップのための勉強をしたい」「もっと稼げるようになりたい」と考えるようになり、9年目にして生活に大変革を起こします。
・スキルアップができるスクールに入会
・趣味の時間をばっさりと切り捨て
・「仕事+勉強」で1日15時間ほど、パソコンの前に座り続けるような生活に
8時間→15時間と、ほぼ倍の時間に変化させられたのは、「毎日やることを宣言・実行してきた」「仲間と一緒に取り組んできた」ためです。
私の目標は「スキルアップをして、もっと稼げるようになること」。そのために必要なタスクは膨大にあり、日々継続が必要なので、毎日「その日にやること」を決めています。
しかし、自分の中でただ決めるだけでは、ホメオスタシスがいとも簡単に現れて、挑戦を阻止してきます。
そこで私は、同じ目標を持つスクールの仲間と一緒に取り組むことにしました。
・スクールの仲間に目標宣言→ちゃんと実行したかを報告
・自分も仲間の目標宣言や報告をチェック
・時間を決めて、一緒に作業
自分一人ではだらけてしまいそうでも、人目があるだけで意識がピリッと張りつめ、「やらねば!」とスイッチが入ります。
もちろん、最初からうまくいったわけではなく、やめたくなるような試練の時期もありました。しかし、「同じ目標を持っている人が、自分の活動の様子を見ている」という緊張感が、現状維持したいホメオスタシスを上回った様子。
私がホメオスタシスを味方にするまでの過程はこちら。
最初の3週間ほどは概ね順調に進む
↓
4~5週間目で中だるみしそうになる
↓
仲間の目を意識して、全力でこらえる
↓
6週間目以降はこの生活が日常になった感
結果、未来に投資する行動に多くの時間を使えるようになり、活動時間は1日8時間→15時間が普通の状態に。毎日、前進できている実感を持てています。
ホメオスタシスに抗い、新たな挑戦をするための方法の一つとして、参考にしていただければ嬉しいです。
まとめ:ホメオスタシスを味方にしよう
今回は、「何をやっても続かない原因と対処法」について紹介しました。
・物事を続けられないのは、人間の生存本能「ホメオスタシス」のせい
・ホメオスタシスは変化が嫌い。新たな挑戦をしようとすると阻止してくる
・「新たな挑戦をすること」が普通になれば、ホメオスタシスを味方にできる
この「ホメオスタシス」の存在を知っているかどうかが、新しいことを始める時にとても重要。
ホメオスタシスのことを知らなかったら、「また今回も続けられなかった…」と、ひたすら自己嫌悪に陥ってしまいます。一方、その存在を知ってさえいれば、「ホメオスタシス来た!ここを乗り越える!」と気持ちを切り替えられます。
「何をやっても続かない」状況は乗り越えられます!ぜひ本記事を参考にして、あなたが新しいことに取り組み、より良い人生を送れるように願っています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!